マンガで学ぶ 昆虫の進化 (サイエンスコミックシリーズ)



キム・ドユン(ガロア) (著), 山口裕美子 (翻訳)
オススメ度:★★☆
昆虫がどのような進化を遂げてきたのか、その進化の裏にはどんなメカニズムが潜んでいるのかを、平素な言葉、コミカルなイラストで解説した本です。

この本に書いてあること

 昆虫とはどんな生き物で、どのような進化を遂げてきたのかを、昆虫全体の視点と、特徴的な進化を遂げた特定の昆虫の視点とを交えながら解説されています。生物の進化とはどういうもので、どうして起こるのかについても触れられています。

この本の面白いところ

 イラストがコミカルなので、小学生にはとっつきやすい本です。進化の本としては、「ざんねんな生き物シリーズ」が有名ですが、テイストとしては似ており、面白おかしく進化を学ぶのに適しています。

この本を買う前に

 笑いが若干大人向けで、有名なマンガのパロディがそこら中に出てくるのですが、マンガのチョイスが大人向けです。最大の注意点は、中盤に昆虫の性のパートがあることです。ここに前述のコミカルなイラストが相まって、大人の下品な下ネタになってしまっているのがちょっと子供に見せたくないなと思うところでした。大人向けの本なのかな・・・。

この本で「科学する」

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2021年2月14日本レビュー, 生物学