黒田かがく教室は、こどもたちに
「科学の面白さ」ではなく、
「科学することの面白さ(仮説・検証・修正)」を伝える、
地域密着型の科学普及活動です。
最終更新:2026年2月15日
みんな、つながってる
理科は「覚える教科」だと思われがちです。
けれど、私にとっては違います。
理科とは、法則をつかみ、世界を読み解く学問です。
一つの原理に気づいた瞬間、
知識は“点”ではなく“構造”になります。
糖が生物のエネルギー源であることと、私たちが甘さを「おいしい」と感じること。
植物(藻類、コケ類、シダ類)と動物(魚類、両生類、爬虫類)が、どちらも海から陸へ適応し進化していった共通性。
オリオンがサソリを恐れて逃げる神話と、オリオン座とさそり座が同時に空に上がらない自然現象。
世界は、見えないところで確かにつながっています。
法則をつかめば、まだ習っていないことも予測できる。
未知の問いにも仮説を立てられる。
しかし、今多くの場で伝えられているのは、
派手な実験や驚く現象といった「科学の面白さ」です。
それも大切です。
けれど、私が皆さんに伝えたいのは、
「科学することの面白さ」です。
科学することとは、
仮説を立てる。検証する。修正する。
そして、また考える。
真実に近づいていく営みこそが、科学です。
私は研究者として、そして産業の現場で科学的意思決定を担う立場として、
正解の保証されない問いに向き合い続けてきました。
だからこそ、その力を子どもたちに渡したいと考えています。
科学的プロセスは、実験室の中だけのものではありません。
人生そのものです。
目の前の出来事をどう解釈するか。
どんな選択をするか。
よりよい仮説を立てられるか。
それが、不確実な時代を生き抜く力になります。
黒田かがく教室は、
「科学することの面白さ」を伝えます。
世界は、みんなつながっています。
そのつながりに気づける人を育てる。
それが、黒田かがく教室のビジョンです。