黒田かがく教室の取り組み

かがく教室の実施を通して
地域の子どもたちの科学リテラシー向上に貢献しています

星空観察会

毎年ペルセウス座流星群が極大を迎えるお盆のころ、屋外に巨大スクリーンを立て、夏の星座や神話の解説をしています。国立天文台が公開しているフリーソフトMitakaを使用して、大迫力の宇宙旅行を体験すると、まるで自分たちが宇宙を飛んでいるような気持ちになれます。100人を超える参加者が集まるイベントです。

プログラミング教室

(現在コロナ感染拡大に伴い開催しておりません。)地域のスーパーのイートインスペースをお借りして、毎月1回のプログラミング教室を開催しています。私が幼いころに独学でプログラミングを習得した過程をなぞる全12回の完全オリジナルカリキュラムです。授業では、プログラミング出来るレゴ「LEGO boost」を使用して遊びながらプログラミングの基礎を学んでいます。

出張かがく教室(おもしろ理科先生)

茨城県教育委員会の「おもしろ理科先生」事業に講師登録しており、ご依頼いただいた内容に応じて出張かがく教室を実施しています。ここでは、これまでに実施した出張かがく教室からいくつかピックアップしてご紹介します。全ての活動の記録はこちらをご覧ください(活動実績の一覧へ)。

水戸市立博物館開館40周年記念特別展「ざんねんな鳥&茨城のいきもの展」にて、「進化の軌跡 手羽先の解剖」を実施しました。鳥の手(翼)の骨を解剖しながら、自分の手の骨と比べることで、共通の祖先から受け継いできた体のつくりを実感し、3億年の進化の軌跡に思いを巡らせました。(2020年11月1日)
地域の小学校の「秋祭り」にて、「かがく脱出ゲーム」を実施しました。参加者は、妖しい科学者「黒田博士」の研究に付き合わされる形で、4人グループで「赤く光る月」を探して4つの課題(実験や観察)に取り組みました。合計300人が参加し、大盛況となりました。(2019年11月9日)
つくばみらい市で開催されたイベント「ミニみらい」(地域の大人たちが運営するイベントで、参加する小学生はキッザニアのように自分で働き、稼いだ通貨で他のイベントに参加したり食事を買ったりします)にて、理科の先生役になって実験教室を行う「好きな香りを持ち帰ろう!」を実施しました。カラフルなバスボムを手作りするイベントで、100人を超える参加者がブースに訪れてくれました。(2020年2月8,9日)
子ども会の依頼で、地域の小学校の地域連携室をお借りして「どこまで転がる!?レールコースター」を実施しました。金属球が転がるレールコースターを1人1台作成し、エネルギー保存の法則について実感と共に学びました。(2019年6月29日)