大事にしていること

科学現象を実際に体験することを大切にします。


理科は、教科書や図鑑、ビデオで学ぶこともできますが、自分の五感で体験したことはずっと記憶に残るものです。例えば、酸性の食材を舐めてみると酸っぱかったと言う体験、冬の夜 寒さに凍えながらオリオン座を見た体験、をしていれば、テストで酸性のものとアルカリ性のものを分けろと言われても、夏の星座と冬の星座を分けろと言われても、思い出から簡単に答えにたどり着くことが出来ます。黒田かがく教室では、「本物」に触れることを大切にします。

 

科学的に考える過程を大切にします。

「科学的である」とは、何度やってもそうなること(再現性)と、誰が見てもそうなること(客観性)です。科学的に課題を解決するためには、仮説(Hypothesis)を立てて、その仮説を実証する実験を計画し(Plan)、実験観察し(Do)、結果を考察する(Check)、(そして仮説を実証できなかったら、何が違っていたかを考え改善する(Act))という決まったプロセスがあります。黒田かがく教室では、科学的に物事を解決することを大切にします。

グループ活動を大切にします。

科学的であることの要素の一つに、誰が見てもそうなること、があります。それを示すためには、他者とのディスカッションが欠かせません。研究成果の発表、ディスカッションをさせてみると、普段では気付かなかった子供の能力(人前で発表することが得意な子、理路整然と説明するのが得意な子、矛盾点に気が付き質問するのが得意な子、受けた質問に対してすぐさま答えを出すことが得意な子、など)に気づかされることがあります。黒田かがく教室では、グループでの活動を多く取り入れ、得意なことはさらに伸ばし、苦手なことは反復練習することで克服することを目指します。

 

礼儀や行儀を大切にします。

教室に来たとき、帰るとき、授業の初めと終わりの時、何かをしてもらった時など、挨拶をきちんとできるように指導します。授業を静かに聞く、お友達と仲よくする、使ったものは片づけるなど、基本的な生活態度についても指導します。

2018年12月22日